日曜日に祖父が他界しました。
とても優しく寡黙な祖父でした。
鼻腔がんという病気でした。転移して皮膚ガンになってしまい多分痛かったんだろうと思いますが一度も『痛い』とか『体調が悪い』と言いませんでした。
最後まで家族に心配をかけさせまいと気丈に振る舞っていたように思います。
できれば暖かくなるまでもう少し頑張って欲しかったのが本音ですが、一生懸命頑張ってくれました。
最後は少々痴呆が進んでしまっていましたが、ひ孫がいることもはっきりと思えていてくれました(^^)
残念なのは多分息子ちゃんが覚えてないかな(^^;)ってこと。
東京大空襲をリアルタイムで経験した祖父は、その時期になると国鉄の高架線に登って助かったこと、あたり一面焼け野原だったことを生々しく僕らに話してくれました。
この記憶は僕らが紡いで行かないと。もうちょっと大きくなった息子にはたくさんの思い出とともに教えようと思います。
闘病中約1年間は大好きなお酒を我慢していました。
きっと今は思う存分に飲んでいることでしょう。
安らかに!!