昨日、劇場版『鋼の錬金術師』を見てきました。
うちの夫婦は原作が大好きでアニメも1期・2期ともにDVD購入するほどです。
どうしても特典の0巻が欲しくて
今回は奥様が仕事で見に行けないので代わりに1人で見に行ってきました。
以下、感想です。
個人的な感想を書いて行きます。本当に個人的な感想なので気分を害されたらすいません(^^;)
最初に、今年最大のクソ映画だと思いました。
最初に言っておきます。
アニメ1期の様にタッカーが活躍します。
タッカーが最後まで残ります。
ドクターマルコー死にます。
ハガレン最後のホムンクルス軍団が出てきます。『お父様』は出てきません。
バリー出てきません。そもそもキングブラッドレイも出てきません。
設定は知っている人から見たらめちゃくちゃ圧縮してなんとか尺に収めた感じです。
そこに漫画への愛情は感じられない様な切り取り方をしています。
・まずキャラクターになりきれていない。
そもそも設定上日本人がやっていること自体がおかしいのですが、役にはまっているのはホムンクルス3人とヒュースくらいなものでしょう。
映画を見てても違和感があり過ぎてあり過ぎて・・・
特に主人公のジャニーズくん。。。下手、本当に下手、エドになりきれてない、無理に金髪にしなくても・・・
幼少期の回想なんて目も当てられない。
子役のエドとアル、めちゃくちゃ日本人の金髪のお子さんのお遊戯会(ーー;)
・実写の意味がない
映画が始まってすぐの戦闘シーン。リオールの教祖様との戦闘シーン。
漫画風になり過ぎ。変なところで演出がオーバー。
実写だったらここまでオーバーにやらないだろ!!『これ普通なら死んでるよ』っていうレベルのものでも大丈夫だったり。
オートメールの部分だけ強固であって他は生身だろ?っていうシーンが盛りだくさん。
・要所要所で漫画の名台詞を入れてきてイラっとする
『死ぬまで燃やし続けてやる』『2・3気絶しかけたがな』『頭のいいガキは嫌いだよ』等々
このセリフだけでそのシーンが蘇ってくる様なセリフを『え、ここで?』っていうところでぶっ込んできます。
・大佐が火炎放射器
大佐の焔の錬金術は指先の発火布をこすることで目的の場所に発火する錬成陣のはず。
なのにディーンフジオカマジックなのか?指を鳴らすと指先から大量の火炎放射!!
ホムンクルスを焼くシーンならばいざ知らず戦闘時の火炎放射にはびっくりしました。
そしてエンヴィーを焼き殺す大佐・・・このシーン原作じゃ名シーンなんだけどな・・・
総じて駄作。
個人的に、本当に個人的にですよ。
エド・ウィンリー・マスタング・ホークアイのあまりにも漫画無視した感じがひどかった感じです。特にエドとウィンリー(ーー;)
映画を見終わったあと『これは何を見せられてんだ?』という感想を持ってしまった。
0巻がメインで映画が付録
だと思うことにするとしっくりくる。
本当これは酷かった。
なんか続編がありそうな終わり方をしていたので、きっと続編があるのかもしれない。
その場合は
『鋼の錬金術師第〇〇巻発売。おまけで惰性で作ったコスプレ映画が付いてくる!!』
ってやった方が動員数伸びるよ(ーー;)
良かった点
あまりないけどホムンクルスの3人は良かったと思う。
本郷くんのエンヴィー。内山くんのグラトニー。松雪さんのラスト。
どれもハマってた。強いていうならグラトニーはちょっと馬鹿すぎ(^^;)
以上です。
この映画みて楽しかったっていう人もいるでしょう。
でも本当ごめんなさい。僕はダメでしたm(_ _)m