今回は久々に玩具の手入れと思って動作確認してみたら動作が不安定だったライダーアイテム
『音撃真弦』
を修理してみたら結構面倒だったという記事です。
良くも悪くも視聴者にとてつもない印象を与えた仮面ライダー斬鬼の見た目ギターの格好いい専用武器ですね(^^)
トイザらス限定アイテムということもありちょっとだけレアな感じがします。とは言っても比較的入手しやすいアイテムです。(サイガやオーガに比べたら・・・)
弄っていく上で多分これは普通にやったら諦めるか、ぶっ壊すかのどちらかになりそうだと感じ、特に難しいことではないのですがきっと他にも直そうとする人がいたら助けになるだろうと思いました。
仮面ライダー轟鬼の『音撃弦』のリデコなので音撃弦も同様な構造です。
調べてみたところおもちゃのお医者さんでも修理不可と断られているケースが多いみたいです。
と言うことで修理の注意点を書いていきたいと思います。
修理改造はあくまでも自己責任でお願いします。
音撃真弦(音撃弦)を修理してみた
このアイテムの修理難度を上げている点は2つ
・隠しネジ
・接着されたネック部分のボタンパーツ
1つずつ解説します。
隠しネジ
完全に隠されているので普通にネジを外していても見つけづらい通り越して見つかりません。
で、肝心の隠しネジがあるのは背面のギターネック付近の4箇所
画像の通りです。
取り方
ネジの上に円柱形のプラ棒が刺さっているのでそれを抜き取ります。
簡単には取れません。
確実に傷はつくので覚悟が必要です。
キョウパパが試した方法は
1、ピンバイスで半分くらい穴を開ける。
2、ピンバイスが刺さった状態で引き抜く。
この方法ならば引き抜いた後にひっくり返して差し込めば傷が見えずに戻せます。
欠点は2度目の修理の時はプラ棒を処分しなくてはならないことですね(^^;)
接着されたネック部分のボタンパーツ
ネックのボタン付近のパーツは接着されていて取ることができません。
ネックの中の銅線が切断されている場合はこじ開けるしかありません。
マイナスのデザインナイフで接着部分を少しずつ削るか、マイナスドライバーでテコの原理を使って外します。
どちらも必ず傷がつきます。特にメッキパーツなの傷は諦めるしかないです。
電池の液漏れでボックス内の金属パーツを清掃・修理する場合は割っても仕方がないという覚悟が必要です。
もしスピーカーのみを交換する場合は、近接するネジを全部外してスピーカー付近をテコで力を入れるだけで抜き取れるので、スピーカーだけの問題の場合はボタンパーツまでこじ開ける必要はないと思います。
断線だけには気をつけましょう。
その他の注意点
音撃弦の基盤は両面プリントです。両面通電しています。
経年劣化でハンダがクラックを起こしている場合がありますので両面通電しているか確認してみてください。特にスイッチ付近がもろく感じました。
キョウパパの音撃弦も上部スイッチの半田にクラックが入っていました。
指で触ると動くほどだったので時々音が出なくなったりしてたのはそういうことかと・・・
両面はんだ付けし直してスイッチも分解して清掃しました。
スイッチも精密マイナスドライバーで簡単に外せます。意外と中の金属接触部が汚れてたりするので軽く磨きます。パーツが細かいので紛失に注意です。
以上が音撃(真)弦を修理する上での注意事項になります。
基本的にはスピーカー交換やボディーの配線修理くらいならば多少の手間はかかりますが問題なく出来ると思います。
ただ電池ボックス内のサビ取り・配線のし直しはかなりの時間と覚悟が必要になりそうですね。
参考になれば幸いです。
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