久々の投稿です。
運よく格安でゲットできた『仮面ライダースーパー1』
の変身ベルト
『仮面ライダースーパー1 サイクロード』
バンダイ製ではなくポピー製
このベルトがポピー製最後の変身ベルトになります。
ギミックも凝っていて、古いなりにも光り、回転して、手前のドア部分はボタン1つで開閉します。
よく出来た変身ベルトです。
完品ならば
キョウパパの手持ちのアイテムは残念ながらベルトがちぎれてた・・・(;;)
ジャンクの理由はこれと電池ブタがないこと、そして回転ギミック作動中に異音がなること
と言うことで修理始めます。
『仮面ライダースーパー1 光る回る 電動変身ベルト サイクロード』修理してみた
1、ベルトの内容を理解する
多分カシメがされていたところに経年のダメージで千切れて抜けてしまったのでしょう。
外れたところにはベルトを繫ぎ止めるパーツがあったはず・・・
ということでやることは3つ
・布の補修・補強
・欠損パーツの代わりになるパーツを用意する
・カシメの打ち直し
2、千切れたベルト部分を補修・補強
まず最初に付いていた古いカシメを外します。
ちょうどいい合皮の補修パーツを発見しました。
ベルトの色合いも経年の日焼けを考えれば多少の差は致し方なし。強力接着テープタイプなので作業も楽です。
まずはベルトを裏返し型を取って上に貼り付けます。
貼り付けたら元の穴が空いていた部分に合わせてポンチで穴を開けます。
本来であれば下記の様なパーツでベルトを止めていたのでしょう、
しかし丁度いいパーツを見つけることが出来なかったのでベルト留めのオーソドックスな方法、角カン2個で代用することにしました。
このパーツを先ほどポンチ穴を開けた穴と穴の間に挟んでカシメ打ちをします。
無事にベルトを通すことが出来ました。
ベルト部分は完璧です!!
3、変身ベルト本体のメンテナンス動作確認
キョウパパのゲットしたベルトは発光が不安定・回転中に異音がする異常がありました。
まずはベルト裏面のネジを外します。
すると1箇所の割れを発見。よく見るともう1箇所補修している部分を発見しました。
以前のオーナーさんが修復したのでしょう・・・雑です(;;)
とりあえず割れている箇所は瞬間接着剤で補修。これでまた割れる様だったら今度は溶着しちゃいます。
発光面に関しては接触不良が疑われるので接点復活剤を塗布
ファミコンソフト等で使用する接点復活剤を使ってみました。
経年によって歪んでしまった金属パーツを補修したところ無事に綺麗に発光する様になりました。
ポピー製変身ベルト 仮面ライダースーパー1『サイクロード』分解動作確認
接触面に関しては簡単な仕組みなのですぐに箇所がわかります。
4、部品の接地面のメンテナンス
経年の歪みによってと思われる異音がします。多少の異音は目を瞑りますが、結構大きめの音だったので軸をペンチで調整しました、やりすぎると壊れるので気を付けましょう(^^;)
モーターの回転する部分歯車にグリスを注します。
歯車のグリスはタミヤのセラミックグリスを使用してみました。
ネジを元の場所に締めベルト部分を入れ直して完成
5、変身ベルトの動作確認
ポピー製最後の変身ベルト 光る回る変身ベルト 仮面ライダースーパー1『サイクロード』動作確認
完璧に動くようになりました。
どうです?格好いいでしょう?
そしてyoutubeにアップした後に気づいた・・・上下逆・・・(^^;)
まぁ〜いっか(笑)
『仮面ライダースーパー1 光る回る 電動変身ベルト サイクロード』修理まとめ
今回のサイクロードはポピー製の変身ベルトでは最後の作品になります。
構造もよく出来ていてよくぞここまで無事で残っていてくれたと思うくらいです。
ベルトは当時の合皮製のため劣化は仕方ありません。要はどう直すか!!
昭和のおもちゃは比較的構造がシンプルなので修理は容易です。
ただパーツの劣化による損傷は直せない(;;)
なので定期的なメンテナンスは必要ですね!!
定期的に動かしておいてあげないと色々と不具合が起きて動かなくなってしまう場合もありますよ!!
中古市場では不動品が比較的安価で出回っています。箱付きやマジックハンド(ただの手袋)付きのものは高騰傾向にありますが本体のみならば見つけるのは容易です。
ほとんど経年による金属の接触不良が不動の原因なので格安で購入して自分で直して見るのもいいかもしれませんね!!
Amazonだとやばい金額でした。。。(ーー;)
動画を作ってみました(^^)
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