【ネタバレ】一体中身はどうなってるの?これで貴方も1000人目『ホーンテッド・マンション』の仕組み

ディズニー特撮大好き育児パパ!どうもキョウパパ@kyopapa)です。

前回のタワー・オブ・テラーのネタバレに続きまして

 

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今回は、

『ホーンテッド・マンションの仕組み』

ホーンテッド・マンション。ディズニーランドに開園当初からあるアトラクション。

遊園地で言うお化け屋敷の位置付けですね

このアトラクション。キャスト希望の人が多いことでも有名。メイド服着たいんですね〜

今回はここの仕組みはどうなってるんだろう?ってところをネタバレしちゃいます(^^)

 

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アトラクションに入っている時にこの話をしちゃ〜ダメですよ(><;)

ネタバレはアトラクションに入ったところからの順で説明します。

ホーンテッドマンション/Blu-ray Disc/VWBS-1159
by カエレバ

 

 

最初は部屋に飾り付けられている

『白骨化する肖像画』の仕組み

コレはプロジェクターを複数用意すると可能です。

始めは貴族の画像を照射します。それに重なる様に段々と白骨化するように画像を照らしていけば良いだけです!!

意外と簡単なトリックですが普通に見ていたら気付きませんよね(^^;)

そう、わからないような速度で少しずつ絵を差し替えているんです。

始めの絵を薄めて次の絵を濃く照射の繰り返しです(^^)

 

『伸びる部屋』の仕組み

簡単なのでさっさと答えちゃいましょう!!

 

この部屋は天井が伸びてます(笑)

 

この部屋の壁に掛けられている絵をよくご覧になってください!!

左右の枠はトリックアートだと気付くはずです。
という事は下から上に絵が引き延ばされている、という事!!

多分ロールカーテンの様に下の部分が丸められているのでしょう。

結構簡単な仕組みですが、部屋に人が一杯いて機械の音が聞こえなくなるなど、いろいろと細工されています(^^)
そこまで考えての構造なんですね!大した物です(^^;)

 

『首吊り死体が突然現れる』の仕組み

伸びきった天井を見ていると『ゴーストホスト』が『私ならこうやって出るがな!!』と行った後に天井にいきなり首つり死体が出てきます。


その後、真っ暗になり明かりが付くと天井は普通の天井に元通り〜
アレって不思議ですよね〜

 

実はあの天井は布が張ってあります!!
トリックアートみたいな物です。もうお気づきの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

布が張ってあって実際は天井はないのです!!
要するにその上は空洞!!その先に首つり死体と本当の天井が隠されているのです。

順序は
1、まず天井が上がります。
2、ゴーストホストがしゃべります。
3、死体が現れます。

この2と3の間に天井の更に上から強い光を当てると天井として張ってある布が透けてその先の死体が見える仕掛けなんです(^^)
ね、簡単でしょ?

この部屋に入ったら天井のご確認を!!布だと直ぐに気付きますよ(^0^)

 

『天井の伸びる部屋は2つある』

衝撃の事実をご紹介(^0^)

これは本当のことです。
肖像画がある両サイドに入り口があり、それぞれに部屋があります。
内容は両方とも一緒!!まるっきり一緒です(笑)


コレは交互に入場させて回転効率を上げる為にこういった構造になっています(^^)

 

ドゥームバギー(動くいす)に乗る所に出た時に、少し遅く歩くと直ぐに後ろから人が来るのはドンドンとドゥームバギーに乗れる様に回しているからなんですね〜

流石ディズニー考えていますね(^0^)

 

『肖像画の追ってくる熱視線』の仕組み

ドゥームバギーに乗ったら渡り廊下を通ります。

ここの廊下の両サイドには肖像画が掛けられていますが、どういう事か肖像画の目がゲストを追っているような感覚になるはずです!!

コレが紹介するトリック!!

 

この肖像画の目の部分は窪んでいます
ここが窪んでいる事によって黒目の部分がどの位置にいてもこちらを追ってくる様に見えるのです。
意外と簡単なトリックなので工作でも作れますよ!!

 

『胸像の熱視線』の仕組み

本棚のエリアです。

ここにある胸像も前の肖像画と同じトリックが使われています。

ただここの胸像は目ではなく胸像全体が窪んでいます
やはり人間の目の錯覚でずっとこちらを見ているような感覚になるんですね(^^)

 

ちなみにここの椅子の模様は『ドナルドダック』に見える事で有名です。
隠れミッキーならぬ『隠れドナルド』です。あと本棚の本の模様に『隠れミッキー』があるので皆さん探してみてください(笑)

 

『無限に続く廊下』の仕組み

コレは合わせ鏡を使ったトリックです。

少し先まで廊下は続きますが、その先は合わせ鏡になっています(^^)

それほど難しいトリックではないので細かい解説は割愛〜(笑)

 

それよりもこのエリアでディズニー7不思議と呼ばれる現象があります。

この無限回廊に男の子(女の子?)が立っているというものなんですが・・・

ちょっと背筋が凍りました?

その子がピノキオの人形を持って立っているらしいです。

東京ディズニーランドがプレオープンをした際にアトラクションの感想(アンケート)をとったらしいのですが、その際に

『ホーンテッドマンションのピノキオの人形を持った子が恐かった』

等々の意見が出たらしいです。

もちろんそこにはそんな仕掛けはありません。

やはりエリア的にそういった物を呼ぶのでしょうか?

 

『水晶の中で語る女性(マダム・レオタ)』の仕組み

コレは水晶の中にマネキンの顔があると考えてください。
それに各部分に合わせてプロジェクターに投影する形です。
各々のパーツをそれぞれ投影するのでまるでそこに顔があってしゃべっている様に見える!!


文章で解説するのは簡単なんですが凄い事ですよね〜
そんな技術を1983年の開園から使っているとは・・・ディズニーはやっぱり凄い!!

 

『舞踏会のお化け達』の仕組み

ドゥームバギーに乗ってこのエリアに来ると、いきなり半透明なお化け達が現れて踊り、食事をし、はたまた銃で打ち合いをしていますね(^^;)

このエリアの仕掛けはこう↓です。

 

このエリアは実は3階建の吹き抜けになっています。

ゲストが通る場所は2階です。
そして1階と3階にはそれぞれ我々が幽霊として観ているお化け達の模型があります。
さらに我々が見ている方向の前には確認しづらいとは思いますが透明なガラスがあります。
これで何となく仕組みがわかると思います!!

模型に強い光をあたえるとガラスに映り込むトリックを使用しています。

暗い部屋で明かりを付けるとガラスに自分の姿が映り込みますよね?

その原理を応用しています(^^)車のバックミラーにも同様の仕組みがあります。

 

こんな大掛かりなトリックを再現出来るディズニーには脱帽です(^^;)

 

『墓場の亡霊達』の仕組み

外で歌いまくってる亡霊達!!その中でも不思議なのは、自分の生首を持ちながら歌っている亡霊と胸像の亡霊。


これも先ほど紹介した『マダム・レオタ』と同じ仕掛けを使用しています。
マネキンの顔にそれぞれのパーツをプロジェクターで投影しているのです(^^)
それにしてもリアルに見える物ですよね〜凄い技術です!!

 

ちなみにこのエリアには亡霊でないものが2人(1人と1匹)が紛れ込んでます。
ドゥームバギーで舞踏会から出て坂を降りきったところに痩せこけた老人と犬がいます。
彼らは生身でこの宴会に紛れ込んだ人達・・・

このマンションの管理人らしいです(笑)

 

『ヒッチハイクする亡霊』の仕組み

ホーンテッドマンション終盤、勝手にドゥームバギーに乗りっこんで来る亡霊達!

と、思うでしょ?


実は目の前の鏡は鏡ではなくガラスなんです!!
真っ暗なので自分達の姿が反射して鏡に見えるのです。


そしてガラスの向こうでドゥームバギーと一緒に移動する亡霊の模型に青白い光を当てるとアラ不思議。

鏡に浮き出たように見えるではあ〜りませんか〜!!
これは先ほど紹介した『舞踏会のお化け達』のトリックと似た感じですね。

 

『リトルレオタ』の仕組み

最後に『グッバーイ』と話しかける『リトルレオタ』の置物。

あれは『マダムレオタ』のトリックと同じです(笑)


以上!長文お疲れ様でした。


このネタを読んでもホーンテッドマンションにライド中にしゃべらないようにお願いしますm(_ _)m

 

ホーンテッドマンションについて細かに 書かれた本があります。

値段は張りますが、マニアには嬉しい内容です。

ちょっとマニアックすぎるところもありますが、お好きな人にはかなりハマる作品です(^^)

ホーンテッドマンションのすべて /講談社/ジェイソン・サーレル
by カエレバ