【保存】 LDレーザーディスクを長持ちさせるための保管方法

LDレーザーディスクを長持ちさせるための方法

ビデオデッキよりも前に既に販売終了のレーザーディスク

 

ビデオテープよりも高画質高音質を謳い文句にオーディオファンを唸らせたのは既に過去の話。

DVDの流行と共に居場所はなくなり姿を完全に消しました。

しかしLDにはLDの良さがある!!

そんなLDもビデオテープ同様に劣化が心配な媒体。

永久的でもなくアナルグ映像媒体は時間とともに劣化していくのが定め。

現在、また見直そうと思っても劣化で見れなくなってしまうということもチラホラ。

せめて出来る限り長く持たせるための方法をご紹介 

 

 

 

レーザーディスクのリスク

まず覚えておいて欲しいのは

ビデオテープ同様にレーザーディスクもナマモノのようなものです、時間と共に劣化して行きます。

1、湿気に弱い

レーザーディスクの初期のものにはデータを記録するアルミに吸湿性があるためにカビ等の劣化でノイズが発生することがあります。

90年台前半くらいまでのディスクはこの影響を多く受けているので注意が必要です。

 

2、経年劣化が激しい

上記に記載した通り空気の接触による自然劣化が起こります。

 

 

 

レーザーディスクの状態を長期維持するためのポイント

1、高温多湿温度変化の激しい場所を避ける。

ビデオテープ同様にタンスの中や屋根裏、窓際にしまってあったりすると湿度でやられてしまう可能性が高いです。

温度変化の少ない風通しの良い場所で保管しましょう。

 

2、ケースやビニールに入れて保管する

リスクの部分で紹介した通り湿度に非常に弱いです。

なので侵入を防ぐためケースや保護袋に入れて保管しましょう。

 

3、レーザーディスクは立てた状態で保管する

レーザーディスクは立てた状態で保管しましょう。横置きをすると盤面に湾曲が出来てしまう可能性がありますしアクリル板の接着面がはがれる危険があります。

絶対に立てた状態で保管してください。

レコードと同様の保管方法で大丈夫です。 

レコードラック1マスタイプ (WOOD(木目) / disk union
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5、年に1度は再生確認を!!

レーザーディスクの劣化は外から見ても判断がし辛く再生してみないとわからないという欠点があります。

確認の為に年に1度は再生確認をしましょう。

 

レーザーディスクをDVD(Blu-ray)に焼こう

どうしてもレーザーディスクは時間経過とともに劣化して行きます。

レーザーディスクの耐久年数は30〜50年と言われています。

どんなに丁寧に保管していても少しずつ少しずつ確実に劣化していくのです。

今の状態をできる限り保管する為にはDVDやBlu-rayにデジタル化して保管することをお勧めします。

 

ダビング方法としては

レーザーディスクプレーヤー

↓(コンポーネントorS端子接続)

HDD/ブルーレイ(DVD)レコーダー(HDDに撮り貯めることを推奨します)

↓(テレビ(モニター)で確認しながら)

Blu-ray(DVD)に焼く

簡単に書くとこのような接続方法でダビングします。

 

ありがたい(?)ことにレーザーディスクにはコピーガード機能はありません。安定期を接続しなくても安心してダビング出来ます。

 

キョウパパはこちらのような接続方法です↓

www.kyopapa.com

 

しかし、この方法は時間のかかる方法です。ダビング=視聴時間+焼く時間ですから・・・

付きっ切りで作業をしなくてはなりません。

ただ、ビデオテープよりも綺麗で高音質な動画を残すためには仕方がないと思いましょう(^^)

時間は待ってはくれません。出来る限り早くデジタル化することをお勧めします!!